耳鳴りやめまいは更年期障害で間違いないの?
更年期障害の身体の不調はつらいものですが、我慢しているだけでいいのでしょうか?本当に更年期障害で間違いないのですか?耳の中や頭の中、神経に腫瘍があったらどうするのですか?
更年期障害と誰が決めたの?
更年期だから仕方が無いといって、体の不調をあきらめたり我慢する方も多くいらっしゃいます。確かに更年期をどう乗り切っていくか勝負で更年期を過ぎれば更年期障害が回復するのも事実です。しかしながら、耳鳴りやめまい、頭痛などがひどい場合は病院へ行かれることをお薦めします。と言いますのも、病状の原因が更年期障害以外の可能性も否定できないからです。
何科にいけばいい?
最初から婦人科でもよいのですが、耳鼻咽喉科、内科、脳外科などで診察した後、更年期障害によるものが確実であれば婦人科へ引き継がれます。実際に病院に行かずに更年期障害だと勝手に思いこんで耳鳴りやめまいを我慢していたら難聴が発症し、病院で検査をしたら耳の奥の内耳に腫瘍が見つかったとか、手先の震えや顔面麻痺が発症し検査したら頭の中に腫瘍があったなど、そういうケースもありうるのです。
更年期障害の症状、原因
更年期障害とは女性の閉経前後5年から10年の間である更年期に、エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が急激に低下し自律神経を調節する部分が不安定になることで、不快な症状を引き起こす障害のことです。更年期障害によって頭痛、めまい、耳鳴り、顔のほてりやのぼせ、多汗症や動悸、手足の冷え、肩こり、腰痛、不眠、イライラして精神が不安定になるなどの症状がでます。ただし全員が更年期障害になるわけではなく個人差があります。特に家庭環境や生活に対しての不安やストレスなどが自律神経の乱れを拡大するとも言われています
最新(更新)記事
耳鳴りは根本的な治療が難しい? - 耳鳴りの治療の大半は根本的な治療だけでは難しいという現代医学の現実を知っていましたか?根本的な治療(原因療法)をつづけながら、耳鳴りの苦痛を和らげるための対処療法とは?
初診は大病院や総合病院?近く耳鼻咽喉科の診療所? - 病気になったら、何でもかんでも最初から総合病院や大学病院などの大病院へ行けば良いというものではないのです。まずは素早く検査や治療をしてもらい、イザと言う時には迅速に大病院で治療してもらう要領が必要。
難聴から数十年経てめまいが起こる遅発性内リンパ水腫 - 高度難聴になってから数十年を経て、激しいめまいに襲われる遅発性内リンパ水腫とは?メニエール病との共通点と違いはなんだろう?遅発性内リンパ水腫の症状、原因について。
耳管狭窄症 - 鼻風邪や喉の炎症などの原因により発症することが多い耳管狭窄症はどのような症状なのか?検査と原因、治療法とは?
耳管開放症 - 無理したダイエットなど急激な体重減少や過剰なストレスなどで発症しやすいといわれている耳管開放症。原因と症状、治療と検査について。
TRT療法 - 耳鳴り治療のTRT療法とはどういうものか?TRT療法の治療効果は?治療後の耳鳴りが改善されるまでの経過は?
人工内耳と人工中耳 - 体内へ埋め込む装置である人工内耳、人工中耳について。補聴器との違いとは?どのような仕組みなのか?人工内耳により難聴の治療対象になるのだろうか?
補聴器の選び方 - 難聴に伴う聴力を補うための補聴器について、補聴器にはどのような種類があるのか?選ぶ基準は?そして留意する点は何か?技術の進歩で補聴器の精度は年々高まっています。
難聴治療 - 病状によってさまざまな難聴治療ですが、時間の経過とともに回復が難しくなるのも難聴の特徴です。薬物療法、手術など、難聴治療の概要について。
めまいの原因が脳出血や脳梗塞 - 激しい頭痛やめまい、意識障害、手足の麻痺が伴う病気で耳に異常が無ければ脳出血や脳梗塞かもしれません。スグに救急車を呼んで病院へ連れて行きましょう。緊急手術が必要なことも。
カテゴリ
生活に支障が出るほどつらい耳鳴りやめまいの原因と症状にはどんなものがあるんだろう?耳鳴りやめまいの原因となる病気にはどんな種類があるんだろう?そしてその病気の症状とは?
生活に支障が出るほどつらい耳鳴りやめまいの治療方法にはどういうものがあるんだろう?薬だけで治るの?それとも手術をしないといけないの?生命に危険があることもあるんだろうか?
注目記事
プロフィール
- 好きなスポーツはテニスです。
- 趣味の範囲ですが、茶道も好きです。
- 最近、家庭菜園を始めました。